同じ星、運勢を持つ人は自然と惹かれ合う
類友の法則
人間は一般的に顔のかたちや学歴や職歴、趣味などで自分に似てる人に好感をもちます。
初対面の人の話しを聞くときにも、意識するしないに関わらず相手と自分自身と比較をしてしまいます。
ということはつまり、ある人と本当に親しい関係になれるかどうかは自分に似ているか似ていないかということになります。
さて、四柱推命の命式も実はこれと同じことがいえます。
わたしのある友人のはなしです。
その友人とは趣味の音楽の話以外に共通する話題がほとんどありません。
性格もあまり似ていません。普通はこの程度ですと数年で音信不通ということになります。
しかしどういうわけか10数年以上経った今でもその人と連絡をとりあっています。
最近になって彼の鑑定をする機会があってわかったことですが、この友人は華蓋(かがい)という星の持ち主でした。
華蓋とは男性の場合、寺の僧侶になれば後に重要なポストについて高位に上る星です。
彼はこの華蓋という僧侶の星を持っているので占いや宗教などの精神世界の仕事に適性がある、わたしにとって、この友人と親しくなることは、自然なことであり、連絡をとり続けている本当の理由も実はこれだと考えられます。
しかし彼との主な話題はといえば趣味のことなどですが・・・。
その友人は別の適職についているのでわたしは特別、彼に僧侶になることを勧めていません。しかし時々、厭世的な口調で「一生独身でいたい・・・」と申しますのでひょっとしたら?と思います(笑)。