吉方位とは何か?
古来「吉凶は動より生ずる」と言われており「祐気取り」といいますが、自分自身が吉方位を利用することによって幸運を授かることが知られています。
吉方位でどんな効果が期待できるか
吉方位を使うとその後しばらくしてから願望を成就させることができるといわれています。
吉方位を知る方法
以下の記事は過去の特別鑑定(現在はサービス停止)のものですが参考に掲載させて頂きました。現在、当サイトの通常鑑定では九星気学で吉方位を取ります。
「吉方位」の取り方は、風水や気学における重要な要素の一つです。多くの場合、九星気学という方法が用いられます。これは、一白水星、二黒土星といった九つの星を基に、吉凶を判断する伝統的な方法です。しかし、私が運営する鑑定室では、異なるアプローチを採用しています。ここでは、九星気学に頼らず、干支方位術と呼ばれる、個々の生年月日をもとにした吉凶判断の方法を用いています。
現在、私は相談者にこの干支方位術に基づく吉方位を教えています。この方法では、たとえば同じ一白水星の年に生まれた人々であっても、生年月日が異なれば、その吉方位も異なることになります。つまり、一白水星に固有の吉方位が必ずしも全ての人にとって吉方位とは限らないのです。さらに、九星気学における「五黄殺」や「暗剣殺」といった凶方位の概念も存在しません。
九星気学とは根本的に異なるこの干支方位術について詳しく解説すると、非常に専門的な話になるため、別の機会に譲ることにします。しかし、私自身が深く信頼しているこの干支方位術を基にした開運法を、お客様にもぜひお勧めしたいと考えています。
ただし、吉方位に関する回答は郵送のみで提供しており、電子メールでの回答は行っていません。その理由は、九星気学が東、西、南、北、東北、南東、南西、北西の8つの方位を使用するのに対し、干支方位術では30以上の方位を使うからです。そのため、図に書いて伝える必要があります。
このため、私は、地図上に吉方位を示す「吉方位盤」を作成しています。これは透明のプラスチックに手書きで吉方位を記したもので、ご相談に関する鑑定書とともに郵送にてお送りします。この方法により、各個人に最も適した吉方位をより正確に伝えることができます。
干支方位術を用いることにより、個人の生年月日を基にした、より細かく、より個別化された吉凶判断が可能になります。これは、一人ひとりの運命や運勢に合わせた、よりパーソナライズされたアプローチを提供することを意味します。この方法は、一般的な九星気学のアプローチとは異なり、個々の運命の細かな違いを捉える能力を持っています。
結局のところ、このような吉方位の取り方は、個人の運命や運勢をより深く理解し、その人の人生に最適な方向を示唆するための重要なツールとなります。私たちは、お客様一人ひとりの独特な生年月日と運勢を考慮に入れ、最適な吉方位を提供することに専念しています。これにより、個々の人生にとって最も良い方向を見つけ出し、より良い未来への道を示すことができるのです。
吉方位を使って幸運をつかむ方法(祐気取り)
吉方位を使う具体的な方法は次のようになります。気学では祐気取りなどともいいます。
移転する方法
500メートル以上離れた吉方位に引越しや旅行などします。
土砂を撒く方法
500メートル以上離れた吉方位の清浄な土地から土砂をいただいき自宅の敷地や周囲に撒きます。
お水取り
土砂のかわりにお水を汲んできて飲んだり、自宅の敷地に撒きます。自分が信仰している吉方位の寺社からお水をいただいて開運や病気平癒の祈願をする人もいます。
玉埋め
「遁甲玉埋め」ともいいいます。一説には江戸城もこの方法により守られていた、といわれていますが定かではありません。
ある大きさの金属の玉をやはり500メートル以上離れた吉方位に埋めてきます。
かつて遁甲用の玉が占いショップなどで市販されていましたが、探せば今でもあると思います。
この方法の応用では「杭」を打つ方法、木にクギを打ちつける方法などがあります。
中国の風水では流派により「羅盤」そのものを埋める方法もあります。
穴掘り
吉方位に一尺五寸の穴を掘ってきます。何も埋めません。掘るだけです。
買い物
何か品物を買ってくる方法があります。ただし火を使っていないものに限ります。野菜や果物などがよいとされています。